こんにちは、YKです。
銀行にお金を預けているけど、オリソク数円…。
投資に興味があるけれど、何から始めればよいかわからない…。
株式投資、投資信託、NISAといった用語を聞くけど正直よくわからない…。
私もすべて同じことを思っていました。
本記事の内容で、投資に興味を持たれている方に対して、少しでもお役に立てればと思います。
投資の世界に絶対はなく正解はありませんが、投資にはどんな種類があって、どんなリスクがあって、自分に合っている投資は何なのかを知るところから始めましょう!
投資とは?
本記事を読まれている方はすでに投資に興味を持たれ、「お金を増やしたい」と思われている方が大半だと思います。ズバリ投資とはある程度の中長期的な期間を経てお金を増やすための資産です。
銀行などに預けているお金は「貯蓄」であり、少額でも利息は付きますがお金を増やすという目的ではなく、必要な時にすぐに引き出し、自由に使うことを目的としているのが特徴です。
一方で「投資」は、利益を期待してお金を出すことを指し、株式や債券、投資信託などを購入し、中長期的な期間を経てお金を増やすことを目的としています。
”じゃあ、少しでもお金を増やしたいから今持っているお金で全力で投資する!”と思われるかもしれませんが、それはあまりオススメできません。
この後リスクについて触れますが、投資は銀行の預金と異なり、元本保証がありません。
不測の事態が生じ、すぐにお金が必要になった場合において、投資していた資産をすぐに現金に換えられない or 資産が目減りしてしまうことが考えられます。
投資をするうえでの重要な観点の一つは「貯蓄」と「投資」のバランスを考えることです。
不測の事態を想定し、ある程度貯蓄として現金を保有したうえで、余剰資金で投資を始めることをオススメします。
複利効果
投資をするうえでの重要な観点の一つとして「複利効果」があります。
単利/複利の考え方は次のとおりです。
複利:元本と利息の合計額に利息がつくこと
例えば、100万円を元本として、年間利回り5%と仮定した場合の単利と複利のグラフが以下です。
青が単利、オレンジが複利です。
短期的にみるとそれほど差がないように見えますが、長期的にみると一目瞭然です。
仮に条件変わらずで30年間運用した場合、およそ180万円の差が出ます。
つまり、投資においてはできるだけ長期的に複利運用することが大事になります。
では、具体的にどのように複利運用するのが良いのか、次の章で見ていきます。
投資の種類と特徴
銀行や証券会社で取り扱っている投資の種類はいくつかありますが、ここでは代表的な3つの商品について触れます。ややこしくなることを避けるため、ここでは日本国内の商品とします。
国債(ローリスク/ローリターン)
国が資金調達のために発行する債券のことを国債と呼びます。
国が元本と満期までの利払いを保証し、発行後1年経過後ならいつでも換金が可能で、その際は国が額面金額で買い取るため、価格変動リスクや期限前償還リスクがない安全性の高い債券です。
10年変動金利型、5年固定金利型、3年固定金利型の3つが発行されています。
2021年10月現在、個人向け国債の金利は最低保証の0.05%です。
安全性の高い商品ですが低金利のため例えば100万円の投資で得られるリターンは500円です。
お金を増やす目的で投資を行う場合はある程度まとまったお金が必要になります。
投資信託(ミドルリスク/ミドルリターン)
投資信託とは、金融資産運用の専門家が投資家から集めた資金を株式、債券、不動産などに分散投資し、収益を分配金として支払う商品です。投資信託は元本保証がありません。
また、投資信託には購入時手数料や信託報酬といったコストが発生します。
投資信託の最大の特徴は資産運用のプロが投資家から集めたたくさんのお金を使ってリスク分散投資を行うことであり、投資家は少額からリスクを分散した投資が可能であることです。
分配金を再投資することも可能ですので、複利の効果を得やすいです。
様々な商品があるため、自分が許容できる範囲のリスクやリターンの中から好みのものが選べることも特徴です。
・資産運用の知識がなくてもお金のプロに運用を委託できるため、
初心者/入門者に優しい商品になります。
・購入する商品にもよりますが、基本的にはローリスク/ローリターンの部類になります。
(株式と国債とのレンジで見てミドルリスク/ミドルリターンと表記しています)
株式(ハイリスク/ハイリターン)
株式とは、株式会社が資金を調達するために発行する有価証券のことです。
株式に出資した人を株主といい、議決権や余剰金配当請求権、残余財産分配請求権を得られます。
株式売買によって得られる差額利益をキャピタルゲインと呼び、株式を保有し続けることで得られる利益(例えば配当金)をインカムゲインと呼びます。
株式の売買は基本的に証券口座を通して行いますが、このとき購入金額によって手数料が生じます。
また、株式の最低売買単位を単元株と呼び、東証取引所の上場企業の場合、単元株は100株となっています。したがって、購入したい企業の株価によってはまとまった資金が必要になってきます。
※単元未満株(S株)取引といったサービスもありますが、別の記事でまとめる予定です。
※外国株式もありますが、こちらもまた別の記事でまとめる予定です。
株式の価格は企業の業績や景気状況、各投資家の売買状況(需要と供給)などの影響を受けて常に変動していますので、価格変動リスクの高い商品になります。
高配当銘柄等の配当金によるインカムゲインを狙った運用が可能で、配当金を再投資することで複利の効果を得やすい商品になります。
また、企業によっては株主優待を行っている場合がありますので、優待の恩恵によりさらに利回りを向上できる場合もあります。
・銘柄は自分で見つけて購入する必要があるため、難易度高めです。
・企業によっては配当金や株主優待を発行しており、複利効果を得やすい場合があります。
・株価が変動しやすく状況により値動きが大きくなりますので、
ハイリスク/ハイリターンの部類になります。
まとめ
投資や複利効果、一部ですが投資の種類について紹介してきました。
改めて、リスクとリターンを理解し自分に合った投資を知ることから始めましょう。
投資の世界に絶対や正解はありません。すべて自己責任の世界です。
とはいえ、知識ゼロからスタートする初心者/入門者の方にとっては始めるまでに大きなハードルがあると思います。(私自身がそうでした)
最初はローリスク/ローリターンの商品でスモールスタートいただくのが健全かと思います。
あとは実践することです。「習うより慣れよ」とはよく言ったもので、身をもって投資の世界を体験することも重要です。
今後は、税制面で優遇される制度等も紹介していく予定です。
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